シンガポール旅行

日本に住んでいると国境という概念や陸続きでの越境を経験することが出来ない。だからこそ私はこの留学期間中に他国に足を踏み入れてみたかった。

今回シンガポール旅行を計画したのは出発日から十日前ほどのことであった。日本人の友人と一泊二日の弾丸旅行、
人生二カ国目はシンガポールにすることに決めた。

マレーシアの歴史を語るうえで切っても切り離せない国を挙げるとすればシンガポールであることは間違いない。
1965年にマレーシアより分離し、シンガポール共和国として独立したのはつい最近の出来事であろう。 

私はクアラルンプールのTBSターミナルという駅からシンガポールまで陸路で国境を越えた。
時間はおよそ6時間日本の深夜バスと比較して大きな違いはないが事前情報として目的地までトイレ休憩は行わないとのことだったので私は恐怖を覚えていた。
なぜなら私はトイレが近いからである。結局のところ運転手が車に燃料チャージをするタイミングを見計らってトイレに何度か行くことが出来た。
 
【マレーシア夜行バスを利用する際の注意点】
・事前予約を行った場合バスチケットを変換する必要があるため利用する出発地点周辺のチケット引換所を見つける必要がある。

バスターミナルが出発地点や到着地点の場合はチケットの引き換え場所等が分かりやすいが集合場所が何の標識もない道端の場合もあるためチケット引換が必要であることを認知してもらいたい。

夜行バスチケットの購入方法はネットでの事前予約と当日購入がある。
おすすめはもちろん事前要約である。

・集合地点(出発地点)には早めに到着し乗車も早めに済ませることをおすすめする。
というのも私の知人の出来事であるが、バスチケットを事前購入していたのだがバスに乗り込んでみると他の客が既に自席に座っていたという。対処しようと試みたが結局解決せず私の知人は予約したバスに乗車することが出来なかったそうだ。

・車内は冷房が効いているため防寒対策も必須だ。

・運転手が眠気覚まし大声で喋って、歌っている場合もあるため耳栓も必要かもしれない。行の運転手はまさしくこれに該当していたため一睡もすることが出来なかった。
 


マレーシアを出国する際はパスポートの提示、指紋採取を行った。
シンガポールの入国検査所ではパスポートの提示、新型コロナウイルスワクチン接種証明書の提示、荷物検査を行った。
最近はアプリで事前準備をしていれば入国検査が円滑に進む国が多いようだ。
シンガポールもこれに該当しており、TraceTogetherというアプリでの事前登録をおすすめする。